国内・外国特許出願・申請と商標登録の東京都新宿の国際特許事務所、電気・電子・光学・ソフトウェアに強い弁理士

特許申請・商標登録の費用の考え方

特許事務所の費用の考え方

もちろん費用・料金については安く済むに越したことはありません。
しかしながら、自分の要望に沿った手続きがされないとなると
それは依頼する意味がなくなってしまうので、
適切に処理がされる、ということの兼ね合いで、
高い安いというよりも、適正価格であるかどうかが
気になるポイントなのではないかと考えます。

安売りのところはどうのこうのということが言われますし、
なぜ安くしているかについては、色々理由は考え付くことはできますが、
憶測の域を出ないのが実情で、よそがどうやっているかについては
本当のところは断言することができません。

いずれにしても費用の内訳は、
サービス費用+特許庁印紙代+雑費+消費税
という構成になります。
特許庁印紙代は共通料金ですし、雑費も通常はそんなに多額にはなりません。
当所では雑費は別途請求にしていません。消費税も問題にならないでしょう。
となると、幹に当たるサービス費用がなぜそうなっているか
とうのが素朴な疑問になるかと思います。

サービス費用というものは、タイムチャージ×かかった時間
というのが本来の姿です。外国の話と思われがちですが、
基本的には日本もそこを想定した設定になっているはずです。
ただ、それでは一体いくらかかるかわからない、ということから、
大体この辺りだろう、という推定から価格表が作られています。

大体手続あたりどのくらい時間がかかるのかは予測がつきますし、
時間オーバーしたからと言って、オーバー分を別途請求も
気が引けます。その辺からさじ加減が働いて、この辺、
という落ち着き方になります。

特に特許出願、商標登録出願など、出願申請手続きは
主要な手続きであることから、相場感も働きやすくなっています。
特許申請の費用については、「特許取得の費用」へ。
他、分からないことについては、→特許商標の無料相談

特許事務標準額表

もっとも価格表をつくるのも結構面倒です。なぜかというと、
どこにどういう時間がかかるかの事前予測が必要だからです。
自分の費用だけなら大したことはないですが、
特許庁だったり現地代理人費用とかが絡むと、
だんだん難しくなってきます。

その辺を勘案して、昔の弁理士会は「特許事務標準額表」
というものを作りました。まちまちだと依頼者も困るし、
何より弁理士自身がやってられないというのが本音です。
今はインターネットが発達したので、よその特許事務所の
価格を見たりとかできますが、そういうのがない時代です。
パソコンもなく、タイプライター要員がいた時代。

今だって変に価格価格というのが本当に好ましいものかは
微妙なのですが、時代にそぐわなくなってきているという
状況もあります。一言でいうと料金が値崩れしています。
弁理士に希少価値があって、威張って料金設定していた時代の
料金表を当てはめるのは実情に合いません。
じゃあ安くした料金表にすれば分かりやすいのですが、
昔からのとこだと、案外「特許事務標準額表」の料金表のまま
やっている特許事務所も多いです。料金勝手に変えられては困る、
という一面もありますし、顧客からの信頼を積み重ねながら
それに見合った金額をいただくというのは本来の姿です。

費用を安くできる場合のその理由

話を戻して、結局時間のかからない処理については
お金はあまりいらない、ということになります。
逆に手間がかかるようだと、たまには我慢するけど、
毎回ならそれに見合った金額にしてくれとなります。

時間がかかるというのは、手続き段階だけではありません。
事前のヒアリング段階、打ち合わせにかかった時間込みです。
その辺にかかる時間を考慮して価格設定されています。

だから、安い特許事務所は、憶測ですけど、手続き自体以外は
こちらでは面倒見ません、となっていることが予想されます。
商標登録なんかだと、書類作成に必要な情報をメールで送って、
それですぐ手続きして、あと発送だけなら、全部で下手すると
1時間とかです。しかも弁理士自身でなく事務スタッフに
任せたりするとどこまでも安くできる計算になります。
床屋の1000円カットみたいなものでしょう。

あとは専門性を考慮してベースの時間当たり費用が変わります。
一番安い手続きは国内商標登録でしょうか。
商標より特許、国内より外国、定型手続きより非定型処理、
と希少性が高くなるほどに金額も上がります。

では当特許事務所の場合

以上の説明を踏まえて当特許事務所の考えですが、

手続きごとの時間当たり料金 × 手続きにかかった時間
 + コンサルテーション料金

という内訳になります。
最後のコンサルテーション料金が初めて出てきましたが、
弁理士の仕事は、ただ手続きを依頼されて処理すればよい
というものではないと思います。
手続きをした結果、最終的にどう目的が達成されるか、
というのが大事なのであるから、そこの部分の
理解の共有が一番大事かと考えます。

もちろんそこをタイムチャージにするのも適切ではないことから、
この程度乗せるのが妥当という推測の金額としています。
だからコストの努力もしますが、手続きだけの料金なのか
というとそれはちょっと違うと考えます。
結局どうするのが良いのかを一緒になって考える、
必要な情報はできるだけ出す、というのが大事ですし、
そこの部分も含めて料金という考えです。

一方、結局お客様は見積もりの段階で全額いくらかを
見通しておきたいというのが要望であることから、
この辺を合わせて推測で出すという形になります。

ただ、思ったよりかかったということもあります。
自分の費用なら良いですが、特許庁や外国費用が
思ったより高いということもあり得ます。
見積金額より高くしたくないのが正直な気持ちなので、
見積金額はざっくりと出しつつ、若干高めにすることが多いです。
手続き段階で実際は安くなるようならその分請求は下げる
というようにしている点は留意していただければと思います。

負担がかからなければ、費用は高くしていないですし、
基本的には、こちらの労働量に比例した料金を請求している点を
ご理解いただければありがたいです。

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