相談無料、模造品、偽物、類似品、コピー商品排除などの模倣品対策の弁理士、中国、東南アジアなど海外知的財産

最初のステップ

最初のステップ:商標権を取る

模倣対策で一番大事なのは、自社商品を、模倣品と区別できるようにするということです。
お客さんの立場に立ってみると、わざわざニセモノなんて買いたくないのです。
お客さんのニーズを満たす商品は真正品なのですから、分かるようにしてほしいのです。

高級ブランド品を思い浮かべてみればわかります。
なぜあの商品はこれでもかと自社商品のロゴを入れているのか。
そんなに自己顕示をしたいのかと思う可能性もありますが、
自社製品をニセモノと区別するためです。
そして、その自社商品のロゴについて商標権を取得しています。

こうすることで、模倣品を販売しようとすれば、これでもかと自己主張しているロゴまで含めて模倣しなければなりません。
ブランド品は、ロゴまで一体とすることでデザインを完結させています。
そこを真似ないとホンモノっぽくならなくなり、ニセモノということで選んでもらえません。
そして、ロゴについて商標権が取得されているので、商標権侵害として訴えることができるとともに、侵害が明白なので訴訟でも有利に運ぶことが予想され、したがって、交渉段階で容易に排除できるという流れです。

ブランドのロゴを例にしてあげましたが、商標権は、ネーミングなど商品名について取得することができます。商標権を取得することで、その名称を用いることに対してけん制力を発揮するという使い方があり、まずは模倣対策は、模倣品と区別できるデザインにし、差別化部分に商標権を取得する、ことが第1歩となります。

→ 第2のステップ

powered by HAIK 7.0.2
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional